ESDIE刃型とは薄型の簡易彫刻型の事で、荒く形状加工を行った後
マシニングセンターにより精密な加工を行い、刃を形成する打抜き型です。
ESDIE刃型の大きな特色として
1、刃長を高く出来る為、厚みのある製品の打抜きやスポンジを貼り、製品のはまり込みを抑える事が可能。
2、刃先の鋭利性を追求し、さらにコーティングなどで表面硬化が可能。(DLC、非粘着処理、その他)
3、5度刻みの刃角形状が可能(例:5/5度、鋭角両刃、異角度、0/15度、完全片刃など)
4、表面硬度 HRC52℃
などを挙げることができます。
ESDIE刃型の特徴・・・
1、最大製作サイズ 1000×600(mm)
2、刃先角度 20~60°まで可能(この他、さまざまな刃先の形成が可能です。)
3、刃長高さ 5mm(総高さ5.9mm)
4、製作納期 3~4日
ESDIE刃型による主な加工材料・・・
フィルム関係:放熱用グラファイトシート、H/Cフィルム、粘着フィルム、シール、積層材、OCAフィルム など
基板関係:FPC基板、FR-4基板(ガラエポ、0.3mmまで)
金属シート関係:アルミ
医療関係:血糖値センサー、医療用センサーフィルム、積層材、薬用包装材
包装関係:ブリスターパック、その他包装関係
電池関係:グラファイトシート、不織布、積層品
食品関係:対象物にスリット、形状抜き
*ESDIE刃型での折り曲げ、搬送用冶具製作、エンボス型も承っております。
ESDIE刃型のシステム化・・・
当社の蓄積された技術による加工機や搬送機などを組み合わせたシステムでのご提案や
ESDIE刃型周辺の台座、ダイセットなどのご提案も可能です。
詳しいお話や不明な点ございましたら、
是非お気軽にお問い合わせください。